お問い合わせプレスリリースサイトマップ

豊森とは豊森なりわい塾プロジェクト一覧プロジェクトレポートスタッフレポート豊森に関わる人々

講座レポート

【第9回】地域デザイン講座 「森林の保全と利活用をどう考えるか」2日目

投稿者 : 豊森事務局

2010.02.15
【第9回】地域デザイン講座 「森林の保全と利活用をどう考えるか」2日目【第9回】地域デザイン講座 「森林の保全と利活用をどう考えるか」2日目【第9回】地域デザイン講座 「森林の保全と利活用をどう考えるか」2日目【第9回】地域デザイン講座 「森林の保全と利活用をどう考えるか」2日目

 よく晴れた日曜日、トヨタ自動車の社会貢献事業として運営している「トヨタの森」の「里山学習エコの森ハウス」にて講座が行われました。




 到着したのは9時過ぎ。池の氷はまだ凍っています。エコの森ハウス内には森の情報館、森の学習館、バイオマス伝統館、バイオマス未来館などがあります。建物は広葉樹の森に囲まれていてとっても気持ちいい。建物は杉の木をふんだんに使ってあります。


 今回のテーマは「森林保全と利活用をどう考えるか」です。午前中は講師の北岡明彦氏(豊田市産業部森林課)のお話から始まりました。豊田市内の人工林についてです。豊田市では林齢(苗を植えてからの年数)が50年を超えています。3万haの人工林があるけど、適正に管理できていない人工林が約2万5千haくらい。これも正式なデータは分かっておらず森の健康診断のデータを豊田市全域に当てはめたとのこと。そこで10年かけて一掃しようという計画を立てたそうです。ということは2500ha/年です。しかしながら現状は1300ha/年。どうして間伐がやれないのかというと「経済性の低下」、「間伐をする人がいない」だそうです。


 次にトヨタの森の取り組みについてのスライドを見ました。
 その後、4班に分かれてインタープリターの方と一緒に森を歩きました。木につく虫の話や、トトロの話、木の葉のにおいの話などをしていただきました。森の中で遊んだりしていると感性が豊かになるなあと感じました。


 午後からは、豊森相談会・森林編。コーディネーターに澁澤寿一氏。コメンテーターは北岡明彦氏、安藤久氏氏(林業家)、菅野知之氏((株)ログウェル日本)、林冨造氏(豊田森林組合)です。

 はじめの相談役は森林組合に勤めているS君と、林業に従事しているTさんからです。
 質問内容は、S君から「山主さんにどういう山にしていったらいいか聞かれたらなんと答えたらいいのか」。それに答えて安藤さん「山主に山について木についての勉強をしてもらう、教育する。木を見る目を持ってもらう。それからどういう山にしたいかのビジョンを持ってもらう。その後森林組合はそういう山にするにはどうしたらいいのか指導する。」。林さん「なぜ山がこんな風になってしまったのか歴史を知ってもらう。どういう山の形があるのか知ってもらう、そうしたらいいのか考えてもらう。」とお答えになりました。

 Tさんから「切り捨て間伐はどうにかならないか、搬出できないか」。菅野さんがお答ええになられました。「それなりに選んで間伐をすればお金になるのではないか。でも山主さんがそういった間伐に理解してくれるかは不明。」とのことでした。


 次に、流通関係の質問です。豊森受講生の建築士、建築屋、材木商の3人からです。
 「木材の流通の中で、森から木を出す人からエンドユーザーに届くまでにいくつもの業者を経ています。そのため、国産材の価格は高くなってしまいます。ここをどうにかできないか。」、「家を年間5棟たてるための材を確保することはできるか。」等の質問が出ました。

 最後に長野県飯田市の段丘林活用の提案がでました。

 尻すぼみになってすみません。とにかく内容が濃くて頭の中がいっぱいになりました。
 相談会はとっても盛り上がりました。

                                    (福應佳恵)


コメントする